みんなと同じようにPC操作をしたい。その願いのお手伝いができたらうれしいです。

「できiPad。」

「できiPad。」販売終了のお知らせ
「できiPad。」は、販売を終了いたしました。2011年5月から開発を始めて2013年4月25日に発売を開始し、多くの方々に支えていただきました。ありがとうございます。
今後は、後継機の「できiPad2。」をよろしくお願いいたします。
「できiPad。」のサポートは継続いたします。ただし、iOS/iPadOSのアップデートに対するサポートは終了とさせていただきます。
iOS13(13.1.限定)12.x/11.xでの動作を「できiPad。」Ver2.6で確認いたしました。
「できiPad。」電話サポートのお知らせ

ご希望の日時に合わせて、無料電話サポートを行っております。




「できiPad。」概要
  Apple社のiPadやiPhoneやiPodTouchは、とても素晴らしい製品ですね。画面にタッチすることで非常に直感的に操作ができますね。
iOS7からは、スイッチコントロール機能が追加され、画面にタッチすることが困難な場合でも外部スイッチで利用できるようになりました。
「できiPad。」は、お好みの外部スイッチを利用してiPadなどiOS製品を操作できるBluetoothスイッチインターフェイスです。
日常生活用具給付対象です。
Apple社のAccessbilityへの取り組みに敬意を表します!
Thanks to Apple efforts for Accessbility.
iOS/iPhone/iPad/iPadmini/iPodTouch/AppleTVは、Apple社の登録商標です。
iOS / iPhone / iPad / iPadmini / iPodTouch / AppleTV is a registered trademark of Apple Inc.

「できiPad。」で何ができるの?

「できiPad。」ってニャーに?
「できiPad。」のよくある質問

項目 内容
iOS製品をタッチすることなく、お好みの外部スイッチで操作できます。 iPad2・iPad3・iPad mini(2~4)・iPadPro・iPad Air・iPad Air2・iPad mini4・iPhone4・iPhone4S・iPhone5・iPhone5S・iPhone5C・iPhone6・iPhone6S・iPhone6・iPhone6Plus・iPhone SE・iPod touch5・AppleTV2に対応
iPad1は、VoiceOver併用モードでは利用できます。
iOS製品をSleepから復帰させることができます。 iPadやiPhoneがSleepで画面が消えていても、「できiPad。」に接続したスイッチでSleepから復帰させることができます。
iOS7以降のスイッチコントロールの外部スイッチに対応します。
iOS12では制限付きでご利用いただけます。
1個のスイッチのOnの回数(1から4回)で利用(ピエゾスイッチでの操作可能)できます。
1個から4個までのスイッチ操作で利用できます。
2スイッチ ステップスキャンができます。
「できレバースイッチ。」利用の場合は、8個のアクションの設定が可能です。
スイッチコントロールと、マルチメディアキーの混在設定ができます。たとえば、スイッチ1から3は、スイッチコントロールのアクションを利用し、スイッチ4は、直接音楽の再生・停止やスライドショーの再生・停止やSiri起動やHOMEの設定などができます。
スイッチ1個モード/スイッチ4個モード/トーキングエイドモード/海外アプリモード/スイッチ4個モード(LED赤)VoiceOverモードで、外部スイッチとしてアクション設定ができますので、複数人でiOS製品を利用する際に、スイッチコントロールの機能を使い分けることができます。
スイッチ4個(LED赤)では、ステップスキャン時に、一時的にオートスキャンにできます。
Voice4Uなどのように1/Space/3/Enterキーで利用するサイトのアプリ操作に対応します。 1/Space/3/Enterキーの操作は、1個から4個のスイッチで操作可能。
1個のスイッチのOnの回数でも操作可能。(ピエゾスイッチでの操作可能)
トーキングエイドfor iPadの操作に対応します。 スイッチ2個までサポート
VoiceOver併用でお好みの外部スイッチで操作できます。 スイッチの長短ON操作でiOS操作対応。
2個のスイッチでiOS操作に対応。(スイッチの長短Onが苦手な場合)
4個のスイッチでiOS操作に対応。
「できレバースイッチ。」利用の場合は、16個のイベントを自由に設定可能。
スイッチ 1個から4個までサポート。
PPSスイッチをサポート(スイッチのOnの回数で利用できるモードがあります)
ジョイスティックのように利用できる「できレバースイッチ。」もあります。
*「できiPad。」に、スイッチは付属いたしません
ペアリング 簡単自動ペアリングを採用。
電源 専用のACアダプタ。
電池ボックス(単三1.5V 4本 または単三充電式電池1.2V 4本)
省電力 一定時間操作しないと、Sleepよりも強力な超低消費電力のDeepSleep機能を搭載しております。
アップデート 今後のiOSのアップグレードに対応のため、ファームウェアの書き換えができます。
みなさんからのご要望・愛ディアを形にしていきたいと思っております。
ファームウェアアップデートサポートは終了しました。後継機の「できiPad2。」をご検討ください。

簡単設定マニュアルで、「できiPad。」で何ができるのかが、ご理解いただけます。
簡単設定マニュアル

「できiPad。」の本体

「できiPad。」の本体 本体は、電源コネクタ/操作ステータスLED/Bluetoothドングル/25pinコネクタで構成されます。ケース内には、マイクロチップ社のPIC24シリーズのCPU搭載のプリント基板が入っております。 電源ジャック:φ1.3小型タイプ 操作ステータスLED:赤と緑の2色 25pinコネクタ:「φ3.5×4ユニット。」などと接続用。

「できiPad。」のスイッチ接続部

「できiPad。」のスイッチ接続部
スイッチ接続部はスイッチを4個まで接続できます。 ジャック:φ3.5 25pinコネクタ

「でき iPad。」ファームウェア変更履歴

「できiPad。」のファームウェア(機能)変更履歴はこちらからご覧になれます。

「でき iPad。」ユーザーマニュアル

「できiPad。」のユーザーマニュアルはこちらから。 「できiPad。」が届いたら簡単設定マニュアル基礎編応用編基礎編iPhone用
「できiPad。」には、簡易マニュアルとユーザーマニュアル 基礎編 スイッチコントロール対応版が付属します。同じく基礎編 VoiceOver併用版は、iOSのブラウザであるSafariで上記のサイトを開き、画面をタップしてiBooksで開くを選択しますと、ダウンロードされiBooksに保存されます。

「でき iPad。」動画マニュアル

iPadなどで、facebook経由で動画再生ができない場合には、Safariで開いてください。
【共通】

マニュアルをiBooks(ブック)で見る

電池Boxの使い方

ペアリングの手順

操作モードの設定と確認

【スイッチコントロール関連】

スイッチ1個のOn回数モード
スイッチ1個から4個モード
スイッチ4個モードでレバースイッチ
スイッチ1個アクションも1個の場合
DropTalk HD操作
メール作成

グライドカーソルの利用
ユーザーの岡本さんが動画を交えてブログで公開されております。1個のスイッチに項目を選択を割り当ててスイッチコントロールONで利用されております。

【スイッチ対応アプリ関連】

トーキングエイドを操作
Voice4Uを操作
SoundingBoard を操作

【VoiceOver併用関連】

スイッチ1個モード
スイッチ2個モード
スイッチ4個モード
Keynoteを操作
DropTalk HDスイッチ非対応を操作
DAISYを再生

 

「できiPad。」仕様

項目 解説
製品名 「できiPad。」
機能 iOS製品を外部スイッチで操作する(Ver1.6以降Siriも起動可能)。ファームウェアVer2.0からは、iOS7以降のスイッチコントロールにも対応。
対応 iPad2以降・iPad Air以降・iPad mini2以降・iPadPro以降・iPhone4以降・iPod touch5以降・AppleTV2(第4世代以降は非対応)に対応
iOS6.xからiOS11.1まで対応。(ただし「できiPad。」Ver2.6以降に限ります)
iPad1は、iOS7非対応。iPad2は、Siriは非対応です。
大きさと重さ 横55x高14x奥80mm(スイッチ接続部と突起部含む) 約95g
電源 単3の乾電池か充電式電池4本、またはACアダプタ 省電力として DeepSleep モード搭載
安全対策 ポリスイッチ(再生可能なヒューズ)を搭載
ファームウェア バージョンアップ可能
Bluetooth 電波法に基づく技術基準適合証明付き Bluetooth 4.0+EDR/LE対応を採用
構成 「できiPad。」(「φ3.5×4ユニット。」含む)
電源ユニット (電池BoxあるいはACアダプタ)
電池Box合体用マジックテープ
簡易マニュアル ユーザーマニュアル基礎編 マニュアル(PDF形式)のうち、iOSアプリ操作編はホームページからダウンロードし、iBooksなどで閲覧。また、コミュニティサイトで、アプリの操作手順を交換しあうサイトのご提供。
スイッチは付属しません
価格
(直販・消費税別)
「できiPad。」(「Φ3.5x4ユニット。」を含む)15,800円
業者様経由の場合は、取次手数料が加算される場合があります。
電池BOX (電池含まず) 700円
送料(レターパック使用時 全国一律) 510円
ACアダプタ 1,500円
「できレバースイッチ。」キーガード付 17,500円 「できレバースイッチ。」キーガード無 16,000円
電池BOXかACアダプタを選択してください。(両方も可)*業者様経由の場合は、オープン価格となります。 発送は基本的には、郵便局のレターパックでお送りいたします。ただし、複数のご注文や「できレバースイッチ。」は宅急便になります。 配達は対面受け取りとなりますが、あらかじめの時間の指定はできません。 配送状況は、インターネットやお電話で確認できます。 スイッチは付属しません。
ご注文方法 このサイトのオンラインショップから。未完成のサイトですが、充実させてまいります。
発送予定 受注後メールにてご案内(通常3日以内発送)
保証期間 保証事項の内容で購入から1年間
アップデート ホームページでお知らせいたします。
機能変更 スイッチ4個モードでは、頻繁に利用する機能を利用者様に合わせて割り当てができます。スイッチ式ジョイスティックを利用の場合は、「できiPad。」Ver1.6からは、16個の機能(8個の機能x2)の割り当てが可能です。
学校や公共施設でのお申込みについて 「できマウス。」プロジェクトでは、2001年から活動し、現在までにほぼ各県の支払いをいただいております。県の登録口座をご確認ください。 見積書・納品書・請求書・受領書の発行も行っております。

 

「できiPad。」開発経緯

2011年に入り、多くの方々から、iPadをスイッチで操作できないだろうか・・・のご相談を頂く機会が多くなりました。 2011年5月からiPadをスイッチで操作する支援機器開発プロジェクトを開始しました。当時は、iPadのDOCコネクタにUSBアダプタを利用したものを考え、2012年2月にyoutubeで公開いたしました。しかし、DOCコネクタ形状が変わるとの情報が入りましたので、なんとかBluetooth接続ができないものかと、インターネット検索を行いました。
何もわからない私は、2011年8月にインターネット検索で大阪の石井様を知りました。沢山の技術情報を動画も含めて公開されておられました。 石井様からは、CPUにBluetooth USBアダプタを接続するアイディアをいただきました。 さらに、開発用のCPU搭載の基板をいただきました。開発ツールの利用の仕方のご指導もいただきました。
2012年2月下旬、インターネットでBluetoothの技術資料を掲載されておられる北海道の辻見様に、アドバイス依頼のメールを差し上げました。 ”残念ながら、iPadについては全く知識がなく、適切な答えを示せるという自信はありませんが、すこしはお役にたてるかもしれません。”とのメールをいただき、それからメールでのアドバイスをいただくようになり、その数は、100通を超えました。 2012年7月下旬、開発の見通しが付いたことに対し、辻見様から”おめでとうございます”のメールをいただきました。
2013年4月25日、「できマウス。」プロジェクトの新しいサイトにおいて、「できiPad。」発売を発表いたしました。
初めてオンラインショップの運営も開始しました。
2013年8月には、iOS7のスイッチコントロールにも対応することができました。
石井様と辻見様との出会い、そうして、ご声援メールを送ってくださったみなさんのおかげで、「できiPad。」を送り出すことができました。 まだまだ改良の余地は残されております。今後とも改良に取り組んで参ります。こんなものかと決めつけない・あきらめないで愛ディアをお寄せくださいますようお願いいたします。

「できiPad。」開発にご協力くださった方々

お名前 内容
辻見 裕史 様 BluetoothでiPadに接続して通信する技術のご指導をいただきました。 北海道大学電子科学研究所 http://www.yts.rdy.jp/pic/pic.html
石井 康寛 様 CPUにBluetooth USB USBアダプタを接続するアイディアをいただきました。 開発用のCPU搭載の基板をいただきました。開発ツールの利用の仕方のご指導もいただきました。 http://projectc3.seesaa.net/
マイクロチップ社 CPUのサンプルご提供をいただきました。 http://www.microchip.co.jp/
ダイワボウ情報システム社 USB Bluetoothアダプタを安価ご提供いただきました。 http://www.pc-daiwabo.co.jp/
アイテク様 USBの表面実装コネクタを調達していただきました。
吉村製作所様 板金ケースを製造していただきました。
芙蓉電機様 プリント基板作成でご協力いただきました。 http://fuyoinet.jp/
北陽電子株式会社様 プリント基板に自動機を用いて部品を取り付けていただきました。
鹿山製作所様 プリント基板に部品を取り付けていただきました。
HID社 製造委託を安価に引き受けてくださいました。
Apple社 素晴らしい製品を発表していただきました。 http://www.apple.com/jp/
BUFFALO社 Bluetooth製品を製品化していただきました。 http://buffalo.jp/
秋月電子通商社 部品を迅速に納品していただきました。 http://akizukidenshi.com/catalog/default.aspx/
Digi-Key社 海外部品を迅速に納品していtだきました。 http://www.digikey.jp/
試作の評価を行っていただいた皆様 お忙しい中、レポートをいただきました。
メールを書いてくださった皆様 沢山の愛ディアを提供していただきました。

履歴

年月日 内容
2011.08.20 YouTubeで京都在住の石井さんの研究に関心を持ち、メールを出す。
2011.08.20 石井さんから、返信をいただく。Skypeで情報交換。
2011.08.20 CypressCPUを利用したiPad用のUSB入力支援機器の開発を始める。
2011.08.22 USBのホスト(親)になれるCPUをご紹介いただく。
2011.08.23 Androidの入力支援機器構想がもちあがる。
2011.10.02 CPUにUSBのHIDとしての機能をもたせKeyCodeをAndroidに送るソースをいただく。
2011.10.07 iOS製品の本体コネクタの変更を知り、Bulutoothでの接続も検討を始める
2011.10.18 辻見先生のBluetoothの研究報告のサイトを発見し、石井さんに知らせる。
2011.10.27 MPLABという開発環境を教えていただく。
2011.11.29 iOS対応の入力支援機器開発に着手。
2012.01.07 石井さんと2回目のSkypeで情報交換
2012.01/08 iPadのDOCコネクタへ接続するUSBタイプの入力支援機器の開発を始める。
2012.02.03 開発ツールMPLABを導入
2012.02.19 スイッチONの長短ONの操作を行う。
2012.02.23 YouTubeにて、USB版「できiPad。」を公開
2012.02.26 辻見先生に初めてメールを差し上げる
2012.02.28 辻見先生から返信メールを初めていただく。
2012.03.06 開発用回路基板を準備する。
2012.03.08 USBTraceでApple Bluetoothキーボードの解析を始める。
2012.04.11 外部に4MHzのコンデンサ内臓のセラロックを取り付ける。
2012.05.07 iPadを辻見先生に送る。
2012.05.11 辻見先生から、キーコードを送ることが出来ましたと連絡が入る。
2012.05.14 ファームウェア初版いただく。DekiMouse1.zip
2012.05.21 PINコードをSerister(Serial Tester)から送信できた。
2012.06.07 PINコード固定化を検討。
2012.06.22 iPadとPINコードで接続後、PIC回路の電源ONのみで接続。
2012.06.26 PB0とPA0でPINコード入力可能となった。
2012.06.27 接続の様子をYouTubeに限定公開しました。
2012.07.02 一般KeyCodeと、スクリーンキーボードも表示できるよようになった。
2012.07.03 Playもできた。音楽の再生/停止ができた。USB VendorIDを自前のものにした。
2012.07.04 deep sleep検討開始。
2012.07.07 RB0を利用してINT1ができた。
2012.07.07 操作スイッチを1個にした。
2012.07.08 deep sleep用のサンプルコードをいただく。
2012.07.11 スイッチ長短ONの組み合わせ文字列作成ができた。
2012.07.13 長短判定のルーチンを作った。
2012.07.14 deep sleep用の回路図とサンプルコードをいただく。
2012.07.18 辻見先生からのメールが100通を超えた。
2012.07.22 Alt + 右のような複合キーが送信できた 。
2012.07.22 HOMEボタン操作できた。
2012.07.25 連続フォーカス移動ができた。停止もできた。
2012.07.26 KeyDataが11個以上入力されると、Resetかかる現象を防止。
2012.07.26 VolumeUp/Downは1回のスイッチ操作で徐々に変化するようにした。
2012.07.27 連続イベント発行中がわかるように、LED 点滅とした
2012.07.29 トーキングエイドfor iPad に対応した。
2012.07.29 写真の拡大機能を追加。ミュートは削除。
2012.08.03 DeepSleepができた。100mAから0.25mAになる。
2012.08.05 DeepSleepからの復帰後でも、操作モードが変化しないことを確認した。
2012.08.07 DeepSleepからの復帰過程で、入力スイッチをONすると、フリーズのような現象になる件を修正した。
2012.09.10 プリント基板出来上がってきた。
2012.09.12 プリント基板に部品を搭載して、動作を確認した。
2012.09.14 パネル発注した。
2012.09.15 デバイス名称をDeki iPadとファームウェアに設定。
2012.09.17 PinCode直後からイベント動作できるようになった。
2012.09.18 辻見先生来訪
2012.09.24 音を出した。
2012.09.29 buzzerを生かすと、01で無限ループに入ってしまう現象が解決できた。
2012.10.13 DeepSleepからの復帰で、すぐにRedLed点灯をやめ、Connectで点灯するようにした。
2012.10.16 DeepSleepからの復帰でスイッチを何度もONしたり、長くONしたりで暴走を改善。
2012.11.18 下段の小さなスライド一覧左右へ移動可能にした。
2012.11.19 短ON長ONのそれぞれに音を割り当てた。
工事中

LastUpdate 10-08-2014

 
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