みんなと同じようにPC操作をしたい。その願いのお手伝いができたらうれしいです。

「できiPad。」発売記念日

2011年5月から開発を始めて2013年4月25日に発売を開始し、多くの方々に支えていただきました。ありがとうございます。
現在は、「できiPad2。」に引き継がれております。
開発当初のiDeviceのコネクタはDOCコネクタと称し、とてもピン数の多いものでした。そのコネクタをUSBに変換アダプタもあり、「できiPad。」は、USB製品として開発を始めました。ところが、Lightningコネクタに変わるとの情報が飛び込んできましたので、コネクタ形状に左右されないBluetoothに舵を切りました。
いろいろ情報収集の中で、北海道大学院の辻見先生のサイトを見つけ、ご指導をお願いしました。
”C言語はわかりますか?”が先生からの最初の言葉でした。それからは先生からの調査報告を求めら、メール交換がはじまりました。時には”的はずれな回答です”と指摘されたり・・・開発後半には、ペアリングの際に、数字数ケタの入力も不要のJastWorksの英文資料を入手し、先生にアドバイスをお願いしました。それでも先生には最後までおつきあいいただき、東京での学会出席の際に、工房に立ち寄っていただきました。
”良くここまで開発できましたね。とてもコンパクトにまとめてあり感心しました。”と言っていただきました。
iOS6のときで、まだスイッチコントロール機能はなく、VoiceOverを利用するものでした。開発途中でスイッチコントロールを採用したiOS7が発表されました。そのため、「できiPad。」は、VoiceOver併用モードも備え、スイッチコントロールにも対応させました。
その際のCPUは、MicroChip社のもので、同社から100個の無償寄贈をいただきました。
ペアリングは、3回目くらいに接続・・・といった具合でしたが、多くのユーザー様に受け入れていただきました。
ケースは「できマウス。」と同じ金属ケースを利用しました。その後、金属ケース依頼先が後継者無しで閉じる連絡があり、プラスチックケースに変更しました。
2015年5月から現行の「できiPad2。」に引き継がれ、Bluetooth Low Energy対応とし、また、AssistiveTouchのマウスポインタにも対応する「できiPad2。」Ver2として、現在に至っております。

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