外部スイッチを利用の場合は、画面スイッチは設定しない!
8月24日の記事で書きましたが・・・
画面全体のスイッチのアクションが設定されている場合は、注意が必要です。
この状態で、外部スイッチを設定しまして、その外部スイッチに不具合がありますと、スイッチコントロールデバイスがありませんと表示して、タップもできなくなります。
製品版では、下記のショートカット(HOMEを3回ON)を設定しておくと、HOME3回ONで、スイッチコントロールから抜け出すことができるようです。
これは、スイッチコントロールが、外部スイッチを優先的に見ているからと思います。タップは横取りされてしまって機能しません。専門用語では、フックといいます。
BluetoothキーボードのAやBをスイッチコントロールの外部キーとして利用できます。メモを開いて、BluetoothキーボードのAやBをONしても、文字は入力されません。スイッチコントロールでフック(横取り)されているためです。
画面タップも同じように横取りされてしまいます。
iOS7の製品版では、HOME3回ONで、スイッチコントロールから抜け出すことができるようですと書きましたが、念のため、外部スイッチを利用の場合は、画面スイッチは設定しない!方が良いと思います。
また、以下の設定をしておいた方が良いでしょう。
設定/アクセシビリティ/ショートカット と進み、
スイッチコントロールの他に、VoiceOverにもチェックをいれましょう。
Siri搭載iOS製品であれば、VoiceOver ONと語りかければ、スイッチコントロールから抜け出ます。これは、スイッチコントロールとVoiceOverが共存できない機能を逆手に取った手段です。
私は、Beta版のときに、iPad2を工場出荷状態にするしか手段はありませんでした。Siriが搭載していなかったためです。