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[思い出の本] デバイスドライバー作成時の思い出と戦友






写真を整理していましたら、懐かしい書籍の写真が見つかりました。これらの本は、特にデバイスドライバーを書くときの戦友でした。
ちょっと、専門用語が並びますが……
最初の頃は、スタティックのため、Windows起動と共にブルー画面に。次にダイナミックドライバーになって、ハード接続時に機能するようになり、シリアルケーブルで接続したWindowsNTでデバック情報を見れるようになりました。
DOS(Windowsの前)時代にデバイスドライバーを書いたことがありませんでした。Windowsになってポートも仮想化され、全く手探り状態でした。
最初に取り組んだのが、プリンターポートとプリンターの間に取り付けたハードなので、印刷しながらそのハードのメモリを読む仕様でした。プリンターもインク残量なども分かるようになり、データは双方向でした。
そのためには、特権レベルで動作するドライバーを書く必要を知りました。
1996年頃ドライバーの拡張子がVxDに変更になり、その際VoolsDが相棒でした。1997年頃には、PCにUSBが搭載されドライバー拡張子がSYSに戻りました。
Blue Water社(のちにMicrosoft 社に買収)のWinDKが相棒になり、直接メールのやりとりで、USBのデバイスドライバーが書け、Windows ロゴマークも自力で取得し、Windows98発売に間に合わせることができました。
デバイスドライバーを書く際にはKさんとの出会にも恵まれました。メールのやり取りだけで今だにお会いしたことはありません。Kさんの資料は有料でしたが、役に立たない場合には、支払い不要とまでのコメントをいただきました。
当時の書籍購入は、Amazonが日本にはなく、Amazon.comからの輸入購入でした。
今では懐かしい思い出です。

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