ボタン電池でも動作するBluetooth LEを知り、その開発KITを入手したのは、2015年5月でした。
そのKITはファームウェア開発プログラムも付いて約6,000円でした。
開発プログラムの名前は、PSoC Creatorというものです。
これがすごい!
CPUはまっさらでお絵かきソフトのようにBluetoothのアイコンをドラッグドロップでBluetoothの機能を埋め込めてしまいます。あとは、マウスやキーボードを定義すれば良いのですが、それすらメニューからセレクトできてしまいます。
今秋正式発表のiOS/iPadOS13対応のため、「できiPad2。」に従来のキーボードの他にマウス機能を組み込みました。その機能の切り替わりを表現するために緑点灯のLEDに赤点灯も加えることにしました。
「できiPad2。」のLEDは2色LEDを採用していました。今回CPUにRedLEDを制御する端子を定義しました。これもお絵かきのように定義します。すると、開発プログラムが勝手に、赤LEDを点灯/消灯させる命令を作ってくれるのです!
点灯させるには、RedLED_Write(ON)と書きます。それもRedLEDまでタイプすると、Writeを含めて自動生成された命令一覧が表示されますので、セレクトすれば良くタイプミスも防げます。
CPUには多数のPINがあります。LED制御のために、どのピンにするかもドラッグドロップです。