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iOSのスイッチコントロールとBluetooththとの巡り会い

2011年に入り、多くの方々から、iPadをスイッチで操作できないだろうか・・・のご相談を頂く機会が多くなりました。 当時はまだスイッチコントロールは存在していませんでした。iPadのコネクタもDOCコネクタといい、とても大きなものでした。
VoiceOverをONにするとキーボードを受け付けることが判明しました。USBのキーボードとして「できiPad。」の開発が始まりました。ほとんどファームウェアが出来上がった頃、DOCコネクタがLightningコネクタに変わるとの情報が飛び込んできました。
これではだめだ!とUSBをあきらめ、コネクタが変更になっても問題が生じないBluetoothに舵を切りました。
北海道大学院の先生とのネットでの出会いにはじまって、初代「できiPad。」を2013年4月に発表しました。
それからすぐに、iOS7のスイッチコントロール機能が発表になりました。8月にはスイッチコントロールに対応させました。
よって、前身の「でき iPad。」はVoiceOver併用モード機能も存在します。スイッチコントロールの項目モードのようにアイコンをスキャンしますし、音声で読み上げます。バックスキャンやスキャン速度を早めたりもできました。
あまり宣伝はしませんでしたが、視覚障害の方々にも使える機能でした。
CPUメーカーのMicrochip社からは、CPUを100個寄贈していただきました。

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